アニメ好きの勧め ―凪のあすから編―
どうも、こんにちは、澪(みお)です。
今日もオススメのアニメを紹介していこうかと思います!
最近、またアニメ熱が再燃しておりまして、やっぱりアニメの魅力って凄いなぁなんて思っています。
本日紹介するのは、『凪のあすから』。
この話は、男3人、女2人がメインの話として始まり、後半は女2人が追加され、メインキャラは7人になります。
舞台設定としては、水の中と陸の上で生活できる両性型の人間と、陸の上でしか生きられない我々のような人間の共存の話なのですが、観終わった後に感じたのは、そこで描かれる恋愛がテーマの話だなと思います。
よくある三角関係から始まり、両性型の人間達と普通の人間達の対立も描かれ、言ってしまえば、前半はややベタな展開なのですが、面白くなったのは前半の終わり頃からです!
キャラクターは、主人公が両性型の男である先島 光(さきしま ひかり)で、同じく両性型の男友達である伊佐木 要(いさき かなめ)、両性型の女友達である向井戸 まなか(むかいど まなか)、比良平 ちさき(ひらだいら ちさき)と4人が仲良し同士で、4人は地上の学校に通う事に。
そこで出会った普通の人間の男である木原 紡(きはら つむぐ)との人間関係模様が前半は主に描かれます。
主人公の光は友達のまなかに恋心を抱いており、そんなまなかは紡に興味を持ち出します。
このアニメ、最初はコイツとコイツがくっ付くんだろうなという事を何となく頭で考えるのですが、個人的には予想外の結果になったなと思います。
そこが良かった点の1つですね!
物語が大きく変わるのは、光、まなか、紡の三角関係の外、要とちさきとの関係から始まります。
要とちさきの2人の関係から少しずつ両性型の4人の日常は変わり始め、挙句、前半の最終話でのある事故から、4人はバラバラになります。
そこから物語は後半―――5年後に飛びます。
5年経ち、メインの5人の関係は変わり、新たに2人の女キャラクターが加わり、さらに人間関係が掻き回されます。
あまりネタバレをしない程度に言うと、そんな感じですね!
この話、要がとても性格的に大人なキャラなのですが、そんな要に感情移入した人は多かったのではないでしょうか?
個人的には、私は要が好きで、要を応援していました。
かなり賛否のあったちさきについて。
私ははっきりと言ってしまうと、ちさきには相当イライラしました。
彼女の行動は都度自分本位と言うか、自分を正当化しているだけですし、目先の目的の為に他人の不幸に目を向けていないところがあるように思います。
感動ポイントとしては、後半に加わった普通の人間であるメインキャラの潮留 美海(しおどめ みうな)と久沼 さゆ(ひさぬま さゆ)の2人なのですが、美海の切ない恋心は見所の1つですね。
全26話の中、観終わった後に甘酸っぱいというような気持ちが残るのは、この美海のエピソードがあったからなのではないかなと。
また、さゆはこのアニメのカタルシス的存在となりました。
YouTubeなどで『最大の感動シーン』としてよくアップされているのが、要とさゆのシーンですが、このシーンは自分も最も印象に残ったシーンで、踏んだり蹴ったりな要を救ったシーンだったと思います。
散々ディスったちさきの行動も、このさゆを引き立たせるものだったのではないかと思うほど、良いシーンです。
端的に言うと恋愛モノのアニメですが、恋愛模様、人間関係などの他にも、特筆すべき点は、絵と音楽!
どちらもめちゃくちゃクオリティーが高いです!
前半と後半でそれぞれオープニングテーマ、エンディングテーマが変わり、全4曲となるのですが、どの曲もいわゆる神曲ですね!
田舎の海街が舞台なので、世界観的にも綺麗です!
救いも切なさもあるアニメで、一体メインキャラクター達はどのような関係になっていくのか………!
気になった方は観てみて下さい!
では!