澪の小説ブログ

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【なくならないイジメ問題をなくす為に】注意すべきタイプの人間 ―PART 2

【なくならないイジメ問題をなくす為に】いじめダメ絶対!―PART 1 - 澪の小説ブログ

↑の続きとなります。

 

 

イジメをする人間は弱い。

この事はもう定説としましょう。

しかしながら、イジメを行う人間の種類も様々です。

そんな中で注意すべきタイプの人間を経験から紹介していきます。

 

 

大体の人間は日頃のストレスや鬱憤を晴らす為に自分が勝てそうな人間を探し(まぁそんな事をしてる時点で本当は負けてるのですが)、とにかく暴力や聴こえるような陰口、物を隠す、盗む、などとてつもなくカッコ悪い事をします。

それをその場の気分で何も考えずに衝動のまま行います。

しかし、中には最も注意すべきタイプのイジメっ子がいます。

上記のような衝動型のいわゆるバカではなく、本当に注意すべき人間とはどのようなタイプか?

 

それは計画的にイジメを行う者です。

どういう事かと言うと、この手のタイプの特徴は、イジめる人間を完全に1人に絞ります。

そして、それ以外のタイプの人間を全て自分の味方に付けます。

前記事で書いた事を思い返してほしいのですが、イジメを行う人間は誰がどう言おうが、弱い人間です。

その為、孤立する事を異常に嫌います。

なまじ頭の良い人間がイジメを行うと、全員を自分の味方に付け、1人を徹底的に攻撃するというマウントを計算してイジメを行います。

 

このような人間の特徴として、悪い人間にも関わらず、勉強ができ、生徒会などもやり、他の生徒や教師から信頼を得ています。

このような人間がイジメを行うわけがない、と教師はまず先に思うでしょう。

私の通っていた私立T学園にもこのタイプの人間がいました。

彼は学校の成績は良く、友達も多かったのですが、イジメの中心人物でした。

やっている事はバカですが、相当頭の切れる人間で、効率良くイジメを行う計算を頭の中に完璧に描いていたと思います。

 

まず、イジメる人間を1人決め、徹底的にイジメると同時に、その他の生徒にはとにかく愛想良く振る舞い、イジメられている人以外からは『あの人は良い人だ。』なんて言葉を上手く引き出していました。

イジメっ子仲間はもちろん、ガリ勉くんや真面目くんなどからも。

学級委員もやり、成績も良い為、教師からも一切目を付けられません。

しかし、教師の目が届かない部分では最も積極的にイジメを行い、とにかく暴力的です。

そして何より、頭が良いからでしょうか、イジめている生徒の弱点を見付けるのが超人的に上手いのです。

そこを上手く突き、イジメを行うという最も卑劣なやり方を行っているのを何度も目にしました。

 

ちなみに、私は前回も書いたように、あまり友達がいなかった為、彼のそのような部分を冷静に観る事ができていました。

きっと、彼は私が彼の素性を見抜いていた事は気付いていたと思います。

ある時、体育館裏で彼がイジめている生徒に暴力を奮っている現場を偶然目撃してしまった事があります。

その時、彼は私に気付き、急に態度を変え、イジメていた生徒に対して、『いや~、ごめんねぇ~(笑)。』なんて態度に変え、あたかもふざけて戯れ合っていたかのように私に見せていました。

 

教師もテストの点数という数字で生徒の良し悪しを判断する為か、彼を咎めるような事はしていませんでした。

イジめられていた生徒は前回書いたように学校を休みがちになり、授業に付いていけなくなり、教師がそれを他の生徒の前で咎めるという事を行い、挙句に『○○(イジメの主犯格)を見習え!』なんて言う始末です。

 

この手の頭の良いタイプのイジメっ子がどの学校にもいるかは分かりませんが、私の通っていた学校ではイジメの主犯格として存在していました。

このタイプの生徒は本当に要注意です。

もしイジメに悩んでいる方がこのブログを目にした場合、信頼のできる教師に相談して、ありのままの現状をお話しするのが良いと思います。

私のこのブログを印刷して観せても良いです。

それで解決しない場合は心置きなく学校を辞めて良いと思います。

ブラック企業と同じです。

イジメを止めるのは教師としては義務です。

教師はイジメを隠したり揉み消しがちですが、それは立派な職務放棄です。

ましてや、イジメに加担するなどもってのほかです。

 

あと、何よりイジメは立派な悪質な犯罪なのです。

傷害罪、窃盗罪、恐喝、脅迫など。

後々響くものばかりです。

いざとなったら裁判を起こせばこちらに勝機があるぐらいの気持ちでいて問題ないかと思います。

 

教師でもない私がイジメに対する事でできる事なんてほぼほぼないと思います。

しかし、相当治安の悪い中学、高校に通っていた経験から、その元凶をここで暴いていくぐらいの事はしていきたいと思います。

声を大にして言いたいのは、イジメはカッコ悪い。

誰がどう言おうと。

「いや、カッコ良いじゃん!」とか思った方は異常者です。

そして犯罪です。

犯罪者ですよ?

自分の大切な人が犯罪者だったらどうでしょう?

悲しいですよね?

イジメに時効なんてありません。

イジメをしている人は永遠に犯罪者なのです。

 

イジメに関して、止める勇気がある人は止めてあげてほしい。

けれど、私がそうであったように、イジメを止める事によって、自分に飛び火するんじゃないかという恐怖があるかと思います。

こういう時こそ隠れてコソコソで良いので、チクリでも何でもして良いと思います。

姿を隠して悪い事をするのは非常にカッコ悪いバカげた事ですが、イジメを止めるという事は良い事なのです。

良い事こそ、姿を隠してやりましょう。

教師に相談して、それが悪化したならばそれは教師の責任です。

 貴方の責任ではありません。

 

 

イジメについては6年間間近で観て来たので、まだ紹介できる事があります。

次回も書きます。