澪の小説ブログ

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【なくならないイジメ問題をなくす為に】いじめダメ絶対! ―PART 1

おはようございます。

澪(みお)です。

 

 

今回はいじめ問題について書こうと思います。

 

これは本当に昔から今まで一切なくなっていない、何の改善もされていない問題ですね。

今回書こうと思ったきっかけは、私の通っていた学校(中学~高校)はイジメが日常茶飯事であり、その際に感じたメカニズムなどから、イジメに悩んでいる人に少しでも役立てればと思ったからです。

 

テレビである人が言っていましたが、いじめというのは残念な事になくなる事はないそうです。

非常に残念ですが、私もそう思います。

何故なら、弱い人間は必ず生まれるから。

この言葉の意味なども解説していきます。

 

 

私の通っていた東京都内にある私立T学園は、とにかくイジメが横行しており、そういう現場を目にしない事はありませんでした。

私はあまり友達がいなかった為(笑)、どちらに加わる事もなかった為か他の生徒の行動を冷静に観れていたのかもしれません。

そうして、イジメをする側の人間の特徴はだいぶ分かってきました。

 

 

まずイジメをする人間の特徴として挙げられるのは、絶対に集団行動派で、徒党を組んでイジメを行います。

1人では絶対にやりません。

もう1つ挙げられるのは、喧嘩慣れしているような生徒の事は絶対にイジめません。

要は弱いのです。

「弱い者いじめ」という言葉がありますが、実際に弱いのはイジメている側の者です。

 

イジメがなくならないという先述の言葉について。

イジメを起こす人間のメカニズムを考えてみます。

イジメを起こす人間だけでなく、人間は皆、ストレスを抱えて生きています。

中学や高校での体験を書いているので、その頃ぐらいの年齢に絞って書きますが、中学高校の思春期の頃は、学校の規則に縛られ、勉強もしなくてはいけなく、中には家庭に問題を抱えている人もいますし、否が応でも人間関係という鎖に縛られます。

しかし、そこでどうやれば良い人間関係(人との共存)を築けるかを学ぶ事こそが学校で学ぶ最大限の事だと思います。

経験上言えますが、そこには授業よりも多くの学びがあります。

けれど、イジメを起こす人間というのは、その人間関係を築く苦労を放棄して、自分を縛っている思春期の鎖を解けず、その苛立ちを他人にぶつけているのです。

要するに、自分に負けた人間です。

とてつもなく弱いヘタレな人間なのです。

そういう人間が寄ってたかって、ターゲットを決め、自分より頑張っている人をイジめる、というのがメカニズムです。

このような弱い人間が根絶すればイジメはなくなりますが、それは残念ながら不可能に近いです。

それがイジメがなくならないという言葉の本当の意味となります。

 

 

さらに私が観たイジメの現場で、イジメが起きるとどのようなループが発生するかを解説していきます。

私の通っていたT学園では、全員ではありませんが教師もイジメに加わっていました。

まず、心の弱い生徒が徒党を組み、まともな生徒をターゲットにイジメを始めます。

そうすると、イジめられている人は学校を休みがちになります。

そうなると、その人は授業にも付いていけなくなり、学校からの連絡事項も聴いていない事が増え、周りの生徒との間に差が生じます。

今度は、その差について教師が生徒達の前でそれを咎めます。

その後、イジメている生徒達はそれを新たな材料にさらにイジメを働きます。

こんな地獄の無限ループがあるように思います。

これは雨上がり決死隊の宮迫さんのYouTubeチャンネルでメンタリストDaiGoさんが言っていましたが、イジメが発覚して困るのは、教育委員会と学校側なのだそうです。

上記のループの例は教師の間接的なイジメですが、そこに気付けない教師もアホだなと思っていましたが、中にはいじめにはっきりと加担する教師もいました。

 

 

私は中学受験をする為、小学校高学年時代は勉強に勤しみましたが失敗し、滑り止めであった学校(T学園)に入学しました。

この学校は幼稚部から大学院まであり、私は中学部から入りましたが、同級生は約半数が幼稚部または小学部から上がって来ていました。

その為、既に何人かは友達グループがあったのです。

そうなると、よそから来たまだ友達グループが作れていない生徒は標的にされ易く、実際にイジメが始まるまでにそう時間は掛かりませんでした。

私のクラスでは、外部生として入学した女子生徒が1人、その標的にされ、登校拒否気味になっていました。

その為、上記で書いたようなループが発生しておりました。

当時12、3歳の私でも、彼女を責め立てる教師を観て、何故このような事が起きているかは理解できましたが、教師は理解できていないのかと疑問に思っていました。

加えて、担任の教師はイジメをしている生徒と共に『マジで厄介者の生徒抱えちゃったよなぁ。』なんて言っていました。

 

近年、会社で人を説教する時に、人前でしないというのが原則になって来ています。

これは言われる側の人がなす術を集団の前ではなくしてしまうからです。

わざわざ人前でそれをやる事はとても無能な行為です(そんな事をしている上司は無能上司だと思いましょう)。

これはとても良い事だと思います。

イジメなんてその最たる例です。

教師もイジめられている生徒の出席日数などから、その事は気付いていたが、観て観ぬ振りをしていたのでしょう。

しかし、出席日数が少ない事、授業内容が追い付いていない事、連絡事項が行き届いていない事など、繰り返される公開処刑のような叱責はイジメをとにかく加速させていました。

 

 

教師はイジメを助けません。

イジめている生徒と同じです。

イジメをしている人達は自分や社会に負けた弱い者なのです。

 

 

次回は、イジメを起こす人間の相関関係、イジメが起き易い学校の死角などを解説していきます。