澪の小説ブログ

様々なお役立ち情報を自身の経験を通して発信! 自作の小説もアップしていきます!

アニメ好きの勧め ―凪のあすから編―

どうも、こんにちは、澪(みお)です。

 

 

今日もオススメのアニメを紹介していこうかと思います!

最近、またアニメ熱が再燃しておりまして、やっぱりアニメの魅力って凄いなぁなんて思っています。

 

 

本日紹介するのは、『凪のあすから』。

この話は、男3人、女2人がメインの話として始まり、後半は女2人が追加され、メインキャラは7人になります。

 

舞台設定としては、水の中と陸の上で生活できる両性型の人間と、陸の上でしか生きられない我々のような人間の共存の話なのですが、観終わった後に感じたのは、そこで描かれる恋愛がテーマの話だなと思います。

よくある三角関係から始まり、両性型の人間達と普通の人間達の対立も描かれ、言ってしまえば、前半はややベタな展開なのですが、面白くなったのは前半の終わり頃からです!

 

キャラクターは、主人公が両性型の男である先島 光(さきしま ひかり)で、同じく両性型の男友達である伊佐木 要(いさき かなめ)、両性型の女友達である向井戸 まなか(むかいど まなか)、比良平 ちさき(ひらだいら ちさき)と4人が仲良し同士で、4人は地上の学校に通う事に。

そこで出会った普通の人間の男である木原 紡(きはら つむぐ)との人間関係模様が前半は主に描かれます。

主人公の光は友達のまなかに恋心を抱いており、そんなまなかは紡に興味を持ち出します。

 

このアニメ、最初はコイツとコイツがくっ付くんだろうなという事を何となく頭で考えるのですが、個人的には予想外の結果になったなと思います。

そこが良かった点の1つですね!

 

物語が大きく変わるのは、光、まなか、紡の三角関係の外、要とちさきとの関係から始まります。

要とちさきの2人の関係から少しずつ両性型の4人の日常は変わり始め、挙句、前半の最終話でのある事故から、4人はバラバラになります。

そこから物語は後半―――5年後に飛びます。

 

5年経ち、メインの5人の関係は変わり、新たに2人の女キャラクターが加わり、さらに人間関係が掻き回されます。

 

あまりネタバレをしない程度に言うと、そんな感じですね!

 

 

この話、要がとても性格的に大人なキャラなのですが、そんな要に感情移入した人は多かったのではないでしょうか?

個人的には、私は要が好きで、要を応援していました。

 

かなり賛否のあったちさきについて。

私ははっきりと言ってしまうと、ちさきには相当イライラしました。

彼女の行動は都度自分本位と言うか、自分を正当化しているだけですし、目先の目的の為に他人の不幸に目を向けていないところがあるように思います。

 

感動ポイントとしては、後半に加わった普通の人間であるメインキャラの潮留 美海(しおどめ みうな)と久沼 さゆ(ひさぬま さゆ)の2人なのですが、美海の切ない恋心は見所の1つですね。

全26話の中、観終わった後に甘酸っぱいというような気持ちが残るのは、この美海のエピソードがあったからなのではないかなと。

また、さゆはこのアニメのカタルシス的存在となりました。

YouTubeなどで『最大の感動シーン』としてよくアップされているのが、要とさゆのシーンですが、このシーンは自分も最も印象に残ったシーンで、踏んだり蹴ったりな要を救ったシーンだったと思います。

散々ディスったちさきの行動も、このさゆを引き立たせるものだったのではないかと思うほど、良いシーンです。

 

 

端的に言うと恋愛モノのアニメですが、恋愛模様、人間関係などの他にも、特筆すべき点は、絵と音楽!

どちらもめちゃくちゃクオリティーが高いです!

前半と後半でそれぞれオープニングテーマ、エンディングテーマが変わり、全4曲となるのですが、どの曲もいわゆる神曲ですね!

田舎の海街が舞台なので、世界観的にも綺麗です!

 

 

救いも切なさもあるアニメで、一体メインキャラクター達はどのような関係になっていくのか………!

気になった方は観てみて下さい!

 

 

 

では!

 

アニメ好きの勧め ―僕のヒーローアカデミア編―

こんばんは。

澪(みお)です。

 

 

 

久し振りのアニメ紹介を今日はしようと思います!

 

本日紹介するのは、『僕のヒーローアカデミア』!

 

この作品はケンドーコバヤシさんがオススメとして挙げていた漫画として知ったのですが、その後、アニメ化され、瞬く間に人気になり、ようやく今年に入ってから私も観る事にしました。

結論から言うと、今まで何で観てなかったんだと後悔するぐらい面白かったです!

 

 

僕のヒーローアカデミア』、通称ヒロアカは『週刊少年ジャンプ』にて堀越 耕平さん原作で連載中です。

どういった話かと簡潔に言うと、このアニメの世界では人口のほとんどが個性と呼ばれる特殊能力を遅かれ早かれ発動します。

この個性とは何かと言うと、『ONE PIECE』の悪魔の実のようなものです。

あんな感じの能力が1人に1つランダムで自動的に発動されるというものです。

そして、その能力を使って悪さをする奴らの事をヴィランと呼び、そのヴィランを倒す奴らの事をヒーローと呼んでいます。

また、このヒーローというのは、この世界では正式な職種とされています。

多くの人がヒーローに憧れています。

主人公は中学生の緑谷 出久(みどりや いずく)で、彼もまたヒーローオタクです。

しかし、彼は稀にいる何とも珍しい何の個性も発動しない人間だったのです。

個性がなければ、ヒーローになるなど、到底無理な世界。

しかし、彼には人一倍、ヒーローになりたいという願望が強かった。

 

そして、この世界でナンバー1ヒーローと称されるオールマイトというヒーローがいるのですが、多くの人がオールマイトには憧れており、主人公の出久も強い憧れを抱いています。

ある時、出久はそのオールマイトと知り合う事になります。

そこから始まる無個性の少年がヒーローを志す話、そんな話です!

 

 

この話は、主人公の成長物語だけでなく、彼のクラスメイト19人の成長も共に描かれます。

アニメを観ていて思ったのは、先の展開が1つ1つ読めない!

クラスメイトとのドラマも面白いです!

20人のクラスなので、好きなキャラクターも出て来ると思いますが、そのキャラクターを応援するような気持で観る事ができます。

ちなみに、私の好きなキャラクターは常闇 踏影です!

 

主人公達は物語の序盤で高校生になりますが、それに対抗していくヴィランも強敵が多く、割りとシリアスで張り詰めたストーリーもあります。

しかし、少年誌らしいギャグ要素などもあり、決して暗い作品ではありません。

個人的にジェントル・クリミナルとラブラバというヴィランの回がとても感動的だったと思います!

 

 

ヒロアカは割りと長く続いている為、アニメは現在第4期(88話)まで放送済み、第5期を制作中とのことです。

私は88話まで全て観ましたが、今も尚面白い作品です!

5期の開始が今から楽しみで楽しみで………!

 

是非、皆さんも観てみて下さい!

 

 

 

では!

 

ダイエットで欠かせない意外な事

こんばんは、澪(みお)です。

 

 

以前、書いた糖質制限ダイエットにつきまして、ご覧いただいた方、ありがとうございます!

 

(こちらの記事です)

https://mio-novel.hatenablog.com/entry/2020/05/07/224130

 

私今まで、痩せてた時期、痩せた時期、リバウンドした時期から分かった事があり、今回、新たに記事を書いてみました。

表題の通り、ダイエットで欠かせない事として、ある事が必要だという事が分かりました。

 

 

結論から言ってしまいますと、ダイエットには絶対欠かしてはいけない事、それは――――――――――睡眠です。

 

 

食べて寝て、と言うと、まるでデブの代名詞みたいですが、私、どれだけ食べる量を減らそうと、色々なダイエット方法を試そうと、全く減らなかった事があります。

その時に足りていなかった事、それが睡眠でした。

 

睡眠不足で太るというのは聴いた事がある人もいるかもしれませんが、今日は睡眠がダイエットにどれだけ大切か、私の知る限りをお伝えしようと思います!

 

 

私、詳しくは別の機会で近い内にお話しいたしますが、就職前に好きなだけ寝る時間があった頃がありました。

そして、就職と同時に朝7時半に起きる生活が始まり、睡眠時間は6時間ほどに減りました。

その頃まで、体重を気にするような事はなかったのですが、ある時何の気なしに体重計に乗ると、あらビックリ、なんと4ヶ月で8kgも増えていました。

入社直前の健康診断の結果と何度見比べた事でしょう。

その数値に偽りはなかったのです。

結局、その会社にいた間は、そのまま体重の変動がありませんでした。

 

 

その会社を3年半務め、再度就職活動中の身分になった頃、何と今度は3ヶ月で10kg落ちました。

多少食生活には気を付けましたが、ここまであっさりと結果が出た事はこれまで1度もありません。

 

そして、就職が決まり、例のブラック企業に勤め、私の睡眠時間はほぼなくなりました。

その当時、御飯はあまり食べていませんでした。

むしろ、就職活動期間中よりも食べていません。

仕事で物理的に食事時間がなかったので………!

しかし、体重はあっと言う間に10kg以上増えました。

 

注:ブラック企業については過去の記事を参照して下さい。

https://mio-novel.hatenablog.com/entry/2020/05/18/225120

 

 

この事実を踏まえ色々と調べたところ、ダイエットと睡眠の関係性については、とてもシンプルな説が分かりました。

 

人間は食事と睡眠で主に体を回復させ、免疫力を付け、スタミナを蓄えます。

その片方の睡眠が不足すると、睡眠ではこの体はエネルギーを溜める事ができない、となり、食事で得たエネルギーをダイレクトに体に取り込んでしまい、食べた分がなかなか消化されず、脂肪となって蓄えれらてしまうようです。

 

そのメカニズムは、糖質制限中のチートデイと似たものがありますね。

あれも、糖質が不足したと体が察知すると、それまでよりも余分に糖質を取り込もうとしてしまいます。

それを解消する為に、2週間に1度、しっかりと糖質を摂る日を設ける、というのがチートデイでしたね!

小太りが長生きする、というように、脂肪というのは、人間にとって必要なエネルギーとも言えます。

その為、体はそれが減る事に対して敏感なのです。

 

また、食べる回数を1日1食にすると、これまた同じような事が起こると言います。

この体は食事の回数が少ない、だから、1度に食べた物がなかなか消化されずに体に蓄えられてしまう。

 

最近、全然食べる量は多くないのに痩せない、と思っている方は睡眠時間を1度見直してみてはいかがでしょうか?

日本の現代社会はとても不健康で、6時間睡眠というのが社会人では当たり前になっていますが、なんと6時間睡眠を2週間続けるというのは、2日間徹夜しているのと同じとのデータが出ています。

これは驚きですね。

寝過ぎも寝なさ過ぎもいけないと言い、7時間睡眠がちょうど良いなんて事も言いますが、人によっては7時間でも足りない人もいるようです。

7時間寝てもなかなか起きられない、日中異常に疲れるといった方は足りていないかもしれません。

“眠たい。”という感覚は、やる気がないといったふうにまで変換されてしまいがちですが、実際には睡眠が足りていないという事です。

この感覚が続く内は、ダイエットがなかなか効果を出さないかもしれません。

寝る時間、十分確保しましょう!

 

ちなみに、私が糖質制限の記事の冒頭で書いた結婚式があったあの時期、睡眠時間は4時間ほどでした(笑)。

そら太るわ(笑)!

 

 

現在、コロナウィルスの影響もあり、免疫力はとても大切になっています。

ダイエット中の人はもちろん、そうでない人も睡眠はしっかりと摂って下さい!

人のイライラなども寝不足が大きく関係しています。

 

日本は労働時間も世界的に長い。

そうすると、睡眠時間はなかなか取れないかもしれません。

今一度、日本は働き方を見直す必要があるかもしれませんね。

 

 

では!

 

小説ブログとは?

こんにちは。

澪(みお)です。

 

 

そう、ここのブログのタイトルが『澪の小説ブログ』となっていますが、これは何かと言うと、私、小説を書き始めているのです。

昔は携帯小説サイトなんてのもありましたが(今もあるのかな?)、私はここのブログでそれをアップしていこうかなと思っています!

最初はそれだけをアップする予定だったのですが、小説の登場人物、キャラクター設定(名前とか、どんな性格かとか)、話の構成、起承転結、を考えて現在まとめている状態です。

 

ある程度のところまで書き終わったらアップいたします!

章ごとに区切ってアップしていくので、気になった方はお楽しみに!

 

それまでの間は私の経験から感じたお役立ち情報などをアップしていきますね!

ブログはなるべく毎日アップしていきたいなと思っております。

 

 

ちょっとだけ公開すると、今考えている小説の話は、あまり栄えていない架空の国の話です。

和の雰囲気ですね(日本が舞台というわけではありませんが、大昔の日本が舞台です)。

バトル要素も結構あるんじゃないかな?

 

まぁ、予定ですが!

 

では!

 

匿名での誹謗中傷

こんにちは、澪(みお)です。

 

 

 

まだコロナウィルスが終息したわけではありませんが、緊急事態宣言が解除された事により、まるで終息したかのような報道が多く、若干不安のようなものを感じております。

既に人が街に増えているとか、都内でクラスターが発生したとか、第二波が来るとか、色々な話が入って来ます。

 

今まで家に籠もって生活していた鬱憤を晴らすかのように、その反動で危険な行動が増えて来るかと思います。

くれぐれも皆さん、気を付けて日々をお過ごしください。

 

また、企業はできるだけ最少人数の出社とテレワーク継続、導入を心掛けて下さい!

 

 

 

最近、コロナと共に話題になっていますが、ネットでの誹謗中傷が厳罰化される、といった話をよく聴きますね。

個人的には、とても良い事だと思います。

ネット上など、匿名での誹謗中傷は、インターネットが普及したと同時に当たり前のようになっていて、そんな状況に慣れてしまっている事自体が異常だったかと思います。

 

ネットの普及前は便所の落書き程度のようだったものが、今や目にする事が日常茶飯事です。

しかし、便所の落書き時代から、そのような行為がとてつもなくカッコ悪い事、というのは誰にでも認識できていたかと思います。

面と向かって言えないとか、そうやってでしかストレスを解消できないとか、とてもカッコ悪い行動ですよね。

 

けれど、弱い人がそういう行動を間違った独り善がりの正義感で行う、それが増えてかつての認識も麻痺してしまったかと思います。

 

自分は匿名で人の悪口は絶対に書きませんし、批判すら書く気はありません。

何故なら、そんな自分を客観的に観てしまうと、とてつもなくカッコ悪いからです。

 

どうしても匿名での誹謗中傷が辞められない人は、1度そんな自分を俯瞰で観てみると良いかと思います。

その独り善がりな正義感と行動を家族や友達、恋人、同僚、そこら辺の人に観せられますか?

 

もちろん、迷惑行為などを動画でアップするなどで炎上するという事がありますが、そういうのに批判的な事を言うのは、間違っていないかもしれません。

その辺りの線引きは非常に難しい部分となると思いますが、少なくとも悪い事に悪い事で返してはいけません。

悪い事をしてる人は通報する、という流れがとてもシンプルかなと思います。

 

 

ネット上の誹謗中傷、名誉棄損、殺害予告につきましては、削除したところで実はデータが残っているようです。

我々が閲覧できなくとも、復元は可能というのは覚えておいた方が良いでしょう。

その為、削除したから良い、とはなりませんし、削除できるから安心、でもありません。

また、ネットは思ったほど匿名でもありません。

情報開示は可能ですし、名前、身分、住所、全て調べられるようです。

 

今後、それらのような書き込みについて、訴訟されるというケースが増えていきそうですね。

しかし、それで訴訟されるような人は自業自得かと思います。

どんなに相手に恨みがあろうと、そういう事をしては負けます。

 

問題点としては、訴訟を起こす際に掛かるお金が莫大であるという事。

しかし、この訴訟が一般化する事によって、訴訟の料金は無料、相手からの損害賠償金を何割か弁護士に負担、という形で訴訟を起こす事も可能になると言われています。

そういった流れが主流になってくれば、被害者の方にとってはとても便利になり、加害者にとっては今すぐ身を隠したくなる事かと思います。

 

 

私達がかつて当たり前のように感じた、匿名での攻撃はカッコ悪い、という認識に背き、それでもそのような行為をしてしまうというのは、自分に負けているという事なのだと思います。

 

 

どんな人でも、今の自分の地位を手に入れる為に、頑張って苦労してきたかと思います。

けれど、そこで自分に負けて相手にも負けてしまう行為をしてしまえば、それらは一瞬で崩れ去ります。

とてももったいない事ですね。

 

 

良く、悪い噂が流れた人に対して、「火のない所に煙は立たない。」と言われる事がありますが、本当にそうでしょうか?

例えば、個人的にとても嫌いな人がいて、でもどうしても相手に勝てる気がしなくて、「よし、悪い噂作って流してやろう!」と思えば、簡単に流せてしまいます。

どんなに悪い噂が流れようと、悪いのは流した方なのです。

ネットでの悪口なんて、何の仕返しにもなりませんよ!

 

多くの人は、そうやって自分の為にストレス解消をしているのだと思いますが、その厳しい目は自分に向けて、その活力を世の為に使うのが良いと思います。

奇麗事に聴こえるかもしれませんが、冷静な人間であれば、隠れてコソコソ、という行為をしている自分を客観的に観たら、それこそ自己嫌悪に陥るのではないでしょうか。

 

 

恐らく、匿名での誹謗中傷に訴訟で勝ったという事案が一般化したら、そのような訴訟が相次ぐかと思います。

私は、そのような行動をする人達を応援しています!

 

1人暮らしをして分かった事

澪(みお)です。

 

私、現在都内で1人暮らしをしているわけですが、実は今の家が初めての1人暮らしの家なのでございます。

 

このブログを読んで下さっている方には1人暮らしの方が多いのではないかなと思うのですが、もしこれから1人暮らしを控えているという方の為に、1人暮らしをして知った事、思った事などを今日は紹介していこうかと思います!

 

 

それでは、

 

 

1人暮らしをして分かった事

 

 

 

 

野菜も肉も消費期限が短い!

 

初めて1人暮らしをした時、近所のスーパーで“これも食べたい、あれも食べたい!”となって、沢山買い込んだのを覚えています。

実家にいる時は冷蔵庫は共有でしたし、自分の好きな物ばかりを詰め込む事はできません。

1人暮らしをした際、よし、好きな物を常備しておこう、と思った方もいるのではないでしょうか?

しかし、思いの外、2日もすれば、お肉の消費期限が今日じゃん!となるわけです。

ヤバい、結構買ってしまった………!

今日中に食べ終えるの無理じゃん………!

あ、野菜もあるけど、もやしが変色し始めてる………!

こんな経験、皆さんもおありでしょうか?

私は泣く泣く、それで紙パックのジュースを捨てるはめになった事があります。

 

皆さんも、初めての1人暮らしの際は、好きな物を買い込まないようにご注意ください!

 

 

 

 

続いて、

消費期限は意外と過ぎても食べられる!

 

いや、これはマネしてはいけないかもしれません(笑)。

しかしながら、私、買い物に出掛けるのが億劫だな、という時は多めに買ったりもしますし、現在の世情を考えると、頻繁に外に出るのも避けた方が良いだろうという時期も続いています。

そんな時はこれとこれを明日食べて、こちらは明後日で、なんてしていると、消費期限内に食べ終えるのが大変な采配になってしまいます。

さすがに変色していたり、変な臭いがする場合は避けますが、とかく変わった様子がない物は食べております。

そんな生活を結構続けていますが、いまだにそれで具合が悪くなった事はありません。

まぁ、ただオススメはしないです(笑)。

 

 

 

 

 

続いて、

隣人は女性の方が静か!

 

私の家はアパートでございますが、隣人は女性です。

このアパート、壁がかなり薄いらしく、ちょっとした生活音もかなりダイレクトに聴こえて来ますが、全て男性の住む部屋からのものです。

女性は本当に静かで、たまに何かしらの音が聴こえるかな、ぐらいです。

しかしこれが男性となると、まぁうるさい(笑)。

若干偏見のようにも聴こえますが、戸を閉める音、話し声、歩く音、全てが大音量で聴こえて来ます。

下の階が男性ですが、下の階なのに物凄い轟音が聴こえて来る時もあります。

また、イビキなんかも聴こえて来ます。

今は個人情報の観点から、その部屋に住む際、隣人の素性についてはなかなか教えてもらう事ができませんが、御本人の同意などがある場合は、性別ぐらいは教えてもらう事もできます。

新しい部屋に住む場合は、そこら辺も参考にしてみると良いでしょう!

 

 

 

 

続いて、

通販の利用が増える!

 

実家にいる時は、配達予定日などを親に知らせておく必要がある為、その忖度からか“まぁ今頼まなくても良いか。”となります。

しかし、1人で住む事によって、自分が家にいる時間、起きている時間などが把握できている為、また人目を気にせずどんな商品でも購入する事ができるので、利用は増えます!

最初の月、部屋を少しでも退屈しのぎの物で埋めたいと思い、結構な量の物を通販で買った覚えがありますが、引き落とし額が結構凄い事になってました(笑)。

御利用は計画的に(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

続いて、

帰りが遅くなる!

 

これも実家にいる時は門限などがなくとも、親の目を気にする事が多くあったと思います。

あまりにも遅い時間だったり、終電が過ぎた時間に家にいないと、安否を確認する連絡などが来る事も多くあるでしょう。

しかし、これに関しては、一切気にする必要がなくなります!

自然と、会社帰りの寄り道は遅くまでの飲み会が多くなり、実家にいた頃だったら考えられなかったな、という生活になりました。

 

 

 

 

続いて、

梅雨の時期に苦労する!

 

これはどういう事かと言うと、洗濯です。

洗濯物というのは、実家だと母が毎日していたイメージがありますが、1人暮らしの場合、1日を終えて洗う衣服の量は微々たる量です。

これだけの為に水を数十リットル使って、洗剤も使うのか、と思うとまとめて選択した方が効率的になります。

なので、週末が晴れてくれると、とても嬉しい気分になります!

しかし!

梅雨の時期は週末どころか、毎日雨です!

その為、洗濯をしても外に干せない。

そう思い、洗濯物が溜まってしまいます。

いよいよ選択しないとマズいとなり、まとめて選択したものの、部屋干しをするしかありません。

夏の暑い時期や冬に暖房を炊いた部屋の中であれば、室内であってもすぐに乾きますが、梅雨の時期というのはここら辺もなんとも微妙!

長い間濡れたまま干していると、その部分がカビたりもするそうです。

これを味わいたくない人は、乾燥機付きの洗濯機を買いましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、

外食が増える!

 

1人暮らしをすると、親のありがたみが分かると言いますが、料理の面でそれはとても感じます。

まず、献立を考えるところから始まり、食材を買いに行き(しかもたまに目当ての食材が売り切れていたりもする)、それを狭い台所で作り、食べ終わったら今度は洗い物………!

この手間を全て省いてくれるのが、外食です!

私は自炊が結構好きなので、今は自炊の実の食生活をおくっていますが、最初の頃はどれだけすき家CoCo壱番屋にお世話になった事か。

加えて、地元のラーメン屋にもやたらと詳しくなった事か(笑)。

また、意外と都内の場合は物価が高いので、自炊をしたところで、あまり節約にならなかったりもします。

ならば、安い定食屋だな、なんてなったりすると、もう外食からは抜け出す事ができません。

 

 

 

 

 

最後はちょっとポジティブに!

クリエイティビティ―になる!

 

これは個人差がある事かもしれませんが、1人の時間が増える事により、何かをしたいという欲求が強まります。

ネットをする時間が増え、エンタメを観る時間が増えますが、そのような物には意外と“じぶんもやってみたい。”と思うようなものが多く転がっています。

また、今の時代、嘘の情報も多いですが、何かを始める際、ネット上で調べれば解決する事ははっきり言って多いです。

その為、何かに挑戦するといった事や、何かを作ろうという意気込みが増えます。

これらは大いに伸ばしていった方が良いものだと思います。

また、1人暮らしになると、時間をいうものを家族に合わせるという事がなくなり、自分で配分を決める事ができます。

そうすると、自分の作りたい物に没頭する機会もそれに使う時間も自然と増えてきます。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

苦労する点も良かった点も多くあります。

もし1人暮らしをしようか悩んでいる人は参考にしてみて下さい!

 

 

 

 

それでは、今日も下の階の住人のいびきをBGMに寝ようと思います(笑)。

 

ワンピース考察

今週も『ONE PIECE』(980話)面白かったですね!

来週もまた休載ですが。

あと5年で終わるんですかね?

 

 

去年末のジャンプフェスタにて、作者の尾田さんが言っていた言葉………『サボが…ビビが…ハンコックが…』という言葉、気になりますね。

 

この言葉の背景として考えられるのが、世界会議(レヴェリー)での出来事。

また、ヒントはモルガンズの言葉に隠されていますね。

 

「死人」と「殺人未遂」と「議決結果」。

そして、ネプチューンとしらほしとモンキー・D・ガープの会話にて、アラバスタ王国に関する重要な問題があったという事が分かっています。

また、去年突如現れた謎のキャラクター・イム様。

イム様はモンキー・D・ルフィとマーシャル・D・ティーチの写真を切り刻み、しらほしの写真にナイフを刺して、ネフェルタリ・ビビの写真を持って、虚の玉座に座っていました。

この時、五老星は『歴史より消すべき灯が決まりましたか?』とイム様に問い掛けています。

そして、ビビの父であるネフェルタリ・コブラは歴史の真実に感付いたという描写もある。

 

上記を踏まえると、イム様が消すべき灯と判断した者が、ビビとコブラという可能性が高いです。

しかし、『ONE PIECE』という作品の中で、ビビは結構な重要人物であり、主人公である麦わらの一味にとっても濃厚な関係です。

そんな人物が再会を前に死んでしまう事はあるか?

恐らくないと思われます。

ここはモルガンズの言った「殺人未遂」がもしかしたら当て嵌まるのかなと予想します。

世界政府がネフェルタリ家を殺害しようとして、未遂に終わった。

それを情報操作しようとして、モルガンズに返り討ちになってしまったのではないかと。

 

ボア・ハンコックについては、王下七武海撤廃により、恐らく海軍に捕まってしまったのかと思います。

ジュラキュール・ミホークやバギー、エドワード・ウィーブルがどうなったかは分かりませんが。

少なくとも、ミホークはロロノア・ゾロと対戦が今後あるかと思いますし、ウィーブルも活躍の機会がある事が尾田さんの発言から予測できます。

ちなみに、ハンコックはルフィの恩人です。

バギーに関しては、四皇にもなるのではないかと言われているぐらいです。

また、作者は連載前にルフィをゴムゴムの実にするかバラバラの実にするか最後まで迷ったという話を聴いた事があります。

そう考えてみても、ミホーク、ハンコック、バギー、ウィーブルは作中の重要なキャラクターと言えます。

今後、麦わらの一味と交わる事は間違いないと思います。

 

そして、バーソロミュー・くま!

この男もまた王下七武海の1人です。

しかし、今は政府の奴隷となっています。

そんなくまを奪還する為に、サボはイッショウと“緑牛”(正式名称不明)と戦ったという事も明らかになっています。

もしかしたら、死人というのはくまなのではないか?

そう思っています。

 

サボに関しても良くない記事が出た事は明確ですが、サボはルフィと再会し、ルフィだけでなく、カーリー・ダダン、マキノなどのキャラクター、もっと言えば読者までをも喜ばせたキャラクターです。

そんな人物がここで死ぬとは思えません。

サボは黒ひげ海賊団の1人を軽く倒せるほど強い戦闘力の持ち主ですが、サカズキ、ボルサリーノ、クザンを観て分かるように、海軍大将は絶望的に強いのです。

ここは負けてしまい、捕まってしまったのかもしれません。

サボの安否についてはビブルカードを観れば即分かりますが、革命軍の焦り様から観ても、詳しい状況が分かっていない状況のように思います。

ここは捕まった線が濃厚かと思います。

サボが死んでしまう場合でも、それは今ではないと思います。

 

ここで麦わらの一味の説についてです。

麦わらの一味の悪魔の実は数字で表せるというのは有名な説ですよね。

モンキー・D・ルフィ→ゴムゴムの実(ゴム→5・6)

トニートニー・チョッパー→ヒトヒトの実(ヒト→1・10)

ニコ・ロビン→ハナハナの実(ハナ→8・7)

ブルック→ヨミヨミの実(ヨミ→4・3)

ここで出てない数字は2と9!

29か92かとで意見が分かれましたが、有力な説としては、56+110+87+43+29=325となり、325はサニー号と語呂合わせができる事で、麦わらの一味の船であるサウザンド・サニー号の名前になります。

これにより、29が濃厚と言われています。

29となると、ニキュニキュの実、フクフクの実、ツクツクの実、ニクニクの実、ブクブクの実、などなどでしょうか?

今、一緒に冒険をしている錦えもんがフクフクの実なので、怪しいかとも思いますが、ニキュニキュの持ち主であるくまが死んで、その能力が麦わらに一味の誰かに渡るという事も十分に考えられます。

くまも麦わらの一味にとっては恩人でありますが、シャボンディ諸島でルフィを飛ばす際、『もう会う事はない』という意味深な事を口にしています。

この発言が伏線となるのでしょうか?

 

また、謎のキャラクターであるジュエリー・ボニー。

彼女はこの漫画の設定資料や作中の描写からも、くまの娘(あるいは何かしらの深い関係)である線が強そうです。

サボだけでなく、ボニーもこの件では絡んでくる事は間違いなさそうですね!

 

また、ティーチが新聞を観て言った『海軍に取られるぐれぇなら、先に奪っちまおう』という発言は、七武海の誰かではないかなと思います。

海軍に捕まる前に自分らが倒して仲間にしてしまおうと。

もしかしたら、ハンコックはティーチにやられてしまったのかもしれませんね。

その場合、ハンコックを拿捕しようとしていたコビーもティーチから何かしらの攻撃を受けているかと思います。

黒ひげ海賊団の面々は今後、『ONE PIECE』内で凄まじく大きく絡んでくる事は間違いないと言えます。

ティーチ側が何をしようと、負けているとは思えません。

ですが、ティーチにやられた場合であっても、黒ひげ海賊団やその傘下になるとは思えません。

となると、インペルダウン行きかもしれませんね。

 

 

まとまめると、

死人→くま。

殺人未遂→世界政府がビビとコブラを。

議決結果→王下七武海撤廃。

 

サボ→海軍に捕まりインペルダウンに。

ハンコック→海軍に捕まりインペルダウンに or ティーチにやられインペルダウンに。

ビビ→世界政府から殺害され掛ける。

となるかと思っています。

 

 

あと気になるのは、麦わら大船団の面々が何をするかですね。

現在、麦わらの一味はトラファルガー・ローのハートの海賊団とユースタス・キッドのキッド海賊団達と共に百獣海賊団 & ビッグマム海賊団と戦争を起こしています。

これとは別件で、革命軍や世界政府、その他海賊達が戦争を起こすのかもしれません。

その引き金を起こすのが、麦わら大船団かもしれませんね。

 

今後の『ONE PIECE』の展開からも目が離せません!

 

ブラック企業について オマケ

https://mio-novel.hatenablog.com/entry/2020/05/18/225120

↑このシリーズのオマケな後日談を最後に! 

 

 

ちなみに、今の会社に入社してから、前社のブラック企業からの最後の断末魔がありました(笑)。

 

 

今の会社は中途入社であった為、入社した後すぐに年末年始休暇があった。

その前に年末調整として、前社の源泉徴収票を提出する必要があった。

 

私はそれを提出したが、ある日、総務の方に呼ばれた。

 

『提出していただいたこれ、前の年のヤツですね。』

 

………え!

退職してすぐ送られて来た源泉徴収票をそのまま提出したのだが、まさか前の年の物が送られて来ていたとは思いもしなかった。

 

すぐさま前の会社に書面でその事を送った。

しかし、返答がなかった。

そして電話もした。

社長が出ないでほしいなと思ったが、出たのは新入社員と思われる事務方の人だった。

私は事の成り行きを話し、至急正しい源泉徴収票をお送りいただくようお願いした。

 

まったく、最後まで迷惑を掛けて来る会社だなと思った。

 

だが、その後も全然届かなかった。

再び催促の電話を入れたところ、今作成中ですので、もうしばらくお待ちをとの返答があった。

現会社の総務の人にもその事を伝えた。

 

しかし、年内に送られて来る事はなかった。

 

年が明けて、3が日が過ぎ、会社は始業したが、それでもまだ届かなかった。

再度催促の電話を入れた。

しかし、今製造中ですというのみ。

 

私が思うに、あの会社は事務方の人はとてもしっかりした人だった。

そんなミスはきっとしない。

きっと社長が何かしらしたのだと思う。

 

結局届いたのは1月の後半だった。

今の会社の総務の人に渡した時には、とっくに申請期限が過ぎてしまったので、特別対応となってしまった。

 

まさか辞めた会社が私だけでなく、現会社にまで迷惑を掛けて来るとは思わなかった。

ハローワークで勤務日を1日ごまかしたりなど、今回の年末調整も含め、断末魔は辞めてから1年しても続いた。

 

これがブラック企業からの最後の断末魔であった。

今後、私に関与する事がない事を祈っています。

 

ちなみに、上記のように年末調整を出さない、などの行為は違法となるらしいので、そんな会社があったら訴えても問題ないかと思います。

 

 

ブラック企業シリーズ 完

 

ブラック企業を辞めたその後はどうなるか? 2

mio-novel.hatenablog.com

↑の記事の続きです。

 

 

さて、職業訓練校も終えて、いよいよ本格的に面接を受けていく事に。

 

これで人生3度目の就職活動となるが、私がやる方法は毎度同じである。

就活系のサイト(マイナビリクナビとらばーゆ、enなど)に登録し、求人情報を探す。

そして、良さそうな会社にエントリー希望を送り、返事があった会社に面接を受けに行く。

ひたすらこれの繰り返しだ。

そして今回は、ハローワークからの紹介や職業訓練校からの紹介もあった。

 

前職(例のブラック企業)を半年で辞めている為、ここは高確率でツッコまれるだろう。

気長にやっていくしかない。

 

案の定、私は面接に1社行き、2社行き、お祈りメール(不採用通知)を何通も受け取った。

『ちょっと、職歴を観る限り、1社が短い気がするのですが。』とは何社からかはやっぱり言われた。

しかし、事前に予測していたので、それで嫌になる事はなかった。

面接ではこれまでの会社の愚痴を言ってはいけない、というマニュアルがあるが、私は愚痴ではなくありのままの現状を話した。

すると、『よくその状況で半年も続きましたね。』と言ってくれる会社もあった。

 

何社面接を受けたかは分からない。

エントリーを送って面接まで辿り着けずな会社を入れれば、物凄い数だろう。

ただ、ハッキリと言うと、私はこの就職活動で辛いと思った事は1回もなかった。

 

まず、リーマンショック時代にも似たような経験をしていたのも1つの原因かもしれない。

この話は別の機会にさせてもらおうと思うが、リーマンショック時代も同じように何社にもエントリーを送り、何社も面接を受けた。

その頃の事はよく覚えているが、辛いと思った事はなかったし、完全無収入なくせに焦りも何もなかった。

もちろん、生活には様々な制約は出て来るが、それが一生続くわけないと思っていた。

なので、逆に良い思い出となっている。

 

就職活動は楽しみながらやると良い。

日払いバイトであれば、1日3食ちゃんと食べる事ができるし、面接も昼からとか夕方からが多いので、早起きもしなくて良い。

そういう土台があれば、そこまで焦る必要もないと思う。

むしろ、面接で初めて行く場所なども多く出て来るだろう。

それが自分には結構新鮮で、そこで何を食べようかな、とか、面接後は何処何処のお店に寄ってみようかな、なんて事を考えていたら、それなりに楽しかった。

毎日仕事で忙しい日々を送ると、週に2日しか休みがない分、色々な場所に行って、色々な経験をする事はできません。

就職活動中という身分は、言ってしまえば人生の夏休みでもあるのです。

 

仕事がなくて焦ってる、なんて気持ちは捨ててしまいましょう。

色々な会社に行って、色々な人と喋って、という経験は必ず人生の役に立ちます。

 

こんな事を言うのはどうかとも思いますが、私はちょっと社会を舐めてます。

でも、それは生きていく上でとても楽になる事があります。

舐めてなければ、私は今でもブラック会社社畜となり奴隷となり、馬車馬のように働かされていた事でしょう。

ちょっとぐらい舐めて生きるというのは良い事だなと思います。

 

 

話がズレてしまいましたが、私はそんな感じで苦になる事なく、就職活動を楽しみながら続けていました。

しかし、職業訓練校からは『就職活動はどんな感じか?』と連絡が来た。

何人かは既に決まっていて、決まってない人の方が少ない状況となっていた。

さすがに少し焦りは出たが、その時の私の1番の目標は「良い会社に入る事」だった為、こちらも会社を面接する気持ちで面接を受けていました。

↑どの口が言うんだと思うかもしれませんが、全ては同じ悲劇を繰り返さない為なので。

 

面接を受けていると、“この会社はイエスマンにさえなれば内定がもらえる会社だな”という会社が見抜けるようになってきた。

しかし、そういう会社は入ってから苦労する事だろう。

 

ブラック企業を経て、社風というのはとても大切だという事を学んだので、面接の際は実際に働いている社内も観せてもらう事にした。

働いている風景や働いている人の表情、何となく観える人間関係などなど。

死んだ目で仕事をしている会社などは仮に内定が出ても辞退しようと思っていた。

仕事内容や福利厚生も大切だが、つまらない強制参加の飲み会がないかとか、そういうのも重要だ。

 

ちょっとブラックっぽい香りのする会社でも『ウチは風邪を引いても休ませません。』と言う所もあり、逆に好感は持てたが、そこは面接中にこちらから断ったりもした。

 

また、2社だけありましたが、辞めた社員の悪口をひたすら言って来る会社もありました。

そのような会社は面接も高圧的で、いわゆる圧迫面接なのかもしれませんが、会社の業績が悪く不機嫌なだけだな、という面接員もいた。

色々な会社があるものですね(笑)。

※もちろんですが、そんな会社には絶対入らないように。

 

 

何十社と面接を受けただろうか。

私はついに、ある会社に出会った。

それが今の会社だ。

初っ端から社長と面接であったが、何かと話が合い、私の事を気に入ってくれた。

『ウチの会社はパワハラとかセクハラとか断絶しているので。』とその人は熱く語っていた。

途中、『休憩時間は1時間取れますか?』と質問したら、笑いながら『あるに決まってるじゃないですか!』と言っていた(笑)。

そうして私はその会社への内定が決まり、正式に入社が決定した。

 

職業訓練校を修了してから3ヶ月半だった。

 

 

前の会社で社長は『こんなところで辞めたら、何処行ったって続かないぞ!』と言っていたが、今の会社に入社してから、もうすぐ5年になる。

大変な時期は当然1回や2回ではなかったが、私はこの会社に入って本当に良かったと思っています。

あのままブラック企業にいたら………今頃病気になっていたかもしれません!

 

正社員で会社に入って、半年で辞めるなんて、人からしたら社会を舐めているように観えるかと思います。

しかし、少しばかり社会を舐めていたからこそ、私は“良かった”と思える結果を手にできたのだと思います。

会社によっては、そういうのを気にしないところもあります。

『下手に違う会社での食歴が長いと、ウチの会社に来た時にウチに合わせられなくなるから。』という考えの人事部や社長さんもいます。

なので、気にせずやっていって良いと思います。

そこをツッコまれたら、正直に『過重労働だったので。』と言って、具体的な勤務時間などを伝えて下さい。

そこで渋い顔をするような会社には入らない方が良いです。

 

 

ブラック企業で悩む人が少しでも少なくなる事を心より祈っています。

 

そして今悩んでいる人達へ、私なんかが経験上感じた事を伝えておきます。

 

ブラック企業からは心置きなく逃げて下さい!

就職活動はちょっと厳しくなると思いますが、どうかその時間を人生の夏休みだと思って楽しんで下さい!

親御さんに頼んで、実家で面倒を観てもらって下さい!

次の面接では、こちらも会社を面接する気持ちで挑んで下さい!

少しぐらい社会を舐めて生きてみて下さい!

必ず良い会社はあります!

 

 

ブラック企業シリーズを読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

 

ブラック企業を辞めたその後はどうなるか?

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! - 澪の小説ブログ

この記事は、上記ブラック企業シリーズの後日談となります!

 

 

ブラック企業を辞めてからというもの、「無職」とか「無収入」といったような危機感よりも、もうあんな所で働かなくて良いんだ、という安心感が何時までも勝っていた。

幸いな事に、私は実家に住まわせてもらう事ができた為、生活の面もしばらくは何とかなった。

 

しかし、辞めた1ヶ月後までは辞めた月の分の給料が入って来るが、その後は一切入って来ない。

そう考えると、うかうかはしていられない。

 

私はすぐにハローワークに向かい、手続きをした。

履歴書は半年で退職したという傷を今後は記入していかなければならない為、次の就職活動はとても険しいものになるだろうし、ここで失敗したら次はさらに厳しくなる。

そんなループがある事は自覚していた。

その為、少し自分に武器を作ろうと思い、資格を取る事にした。

退職を告げると同時に、ハローワーク職業訓練校というものを申し込む事にした。

 

この職業訓練校とはハローワークが主催している塾のようなもので、無料で受ける事ができるという話を聴いていて、実際に受けた事がある人から勧められていたので、この機会にやってみようと思った。

主に就職についてのアドバイスや資格取得へのサポートをしてくれます。

無料で受けられるけれど、その間は給料が出るわけでもないし、交通費や食費も自己負担だ。

なので、短期でできるバイトも探す事にした(こちらは時給よりも融通の方が大切な為、すぐに見付かりました)。

 

訓練校は幾つか種類があり、その資料を貰い、家で目を通し、コースを決めた。

後日、訓練校で面接があり、どのような事を学びたいか、などを話し、入学が決まった。

私が申し込んだコースは3ヶ月間の訓練であった。

訓練校は入った後も必要な出席日数が設定されていたり、月に何度か就職活動をしなければいけないなどの制約はあったが、厳しくは感じなかった。

 

 

さて、話は訓練校を申し込む際のハローワークでの話に戻ります。

係員の人に退職した事を告げ、訓練校を受けたいという旨も伝えたところ、詳しい在籍期間を知る必要があるので、私の前で係員の人は例のブラック企業に確認の電話を入れた。

『○○さん(私)という方が、退職したという事で、現在、○○市のハローワークに来ています。○○さんの退職日を教えてもらえますか?』と訊いていた。

係員の人は電話を切り、私に言った。

『社長さんが出られました。今月の10日に退職したと仰っていました。』と。

 

いや、正式には11日である。

私は自己都合で辞めた為、また半年で辞めた為、失業保険金は付与されない。

それは貰う気もなかったから良いが、事前に調べていたので、社長が1日ごまかした理由はすぐに分かった。

原則、自己都合で会社を辞めた場合、1年間以上勤めていた場合に限り、退職から3ヶ月後に失業保険金が貰えます(会社都合の場合だと半年の勤務で良く、また1ヶ月後から失業保険金が貰えます)。

しかし、例えばパワハラを受けたとか明らかな過重労働をさせているなど、会社側があまりにブラックな場合は、自己都合でも半年の勤務でも貰えるといった特例も存在します。

その際、退職した日付けが11日以降(例、4月11日~、6月11日~など)の場合、1ヶ月務めたとみなされます。

 

私の場合、11日に辞めている為、ちょうど半年勤務したという事になります。

しかし、電話越しでどうやら社長は1日嘘を付いたようです(笑)。

明らかなブラック企業でした、と言って給付金を受け取る事もできたかもしれませんが、端よりそうするつもりはありませんでした(なるべくあの会社とは関わりたくなかったので)。

なので、社長がこうして1日ちょろまかしたところで、当初の予定からは何も変わりませんが、こういうところに“やっぱり辞めて正解だったわ!”と思わざるを得ません(笑)。

 

訓練校への入学も決まり、バイトもとりあえず決まり、実家に住まわせてもらう事ができた。

もちろん、豊かな生活はできないが、ブラック企業在籍時より何兆倍もマシである。

 

余談ですが、上記の私と同じような状況の人が“自分はニートだ。”と落ち込む事があるようですが、ニートというのは「NEET」と書き、これは「Not in Education, Employment or Training」の略です。

直訳すると「教育も就職も職業訓練もしていない」です。

私の場合、Trainingに当たる為、正確にはニートではありません。

自分は全く気にしませんでしたが、これで悩む責任感の強い方もいるみたいなので、覚えておいて下さい。

 

 

訓練校入学を控えたある日、ブラック企業を先に辞めた社員の内2人と会う機会があった。

2人とも私より何ヶ月か先に辞めていた為、既に就職が決まっていた。

1人はどうしても映像関係の仕事に就きたかったそうだが、晴れて良い会社に出会えたそうだ。

『前の会社は酷かったですけど、今の会社の人達には可愛がってもらってます。好きな事を仕事にできていて、充実しています。』と言っていた。

私もそれを聴いてとても嬉しかった。

 

もう1人はネット番組のADになっていた。

とてつもない重労働の割りに、給料は少ないらしい。

けれど、『前の会社と違って、やり甲斐はあるし、続けていきたい。』と言っていた。

 

2人とも辞めて正解だったようだ。

 

私は3ヶ月の職業訓練を経て、そんなに難しくはないが1つ資格を取り、2人に続こうと思った。

 

 

 

次回は、ブラック企業を半年で辞めた後、就職活動はどのようになるのかをお送りいたします(笑)!

 

 

続く

 

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! 5

mio-novel.hatenablog.com

↑の続き、当記事は第5弾です。

 

 

全く予習のできなかった仕事も無事に終えて、その日は徹夜になる事なく帰る事ができた。

その日は金曜日であった為、私は明日も仕事があったが、事務方の人とはその日が会社で会うのは最後だった。

お世話になったと伝え、一応社長にも挨拶をする事にした。

※社長も土日は休み。

 

もうこの時点で、穏便に辞める事はできないと悟っていたが、奥の部屋で腰深く座っていた社長に『お世話になりました。』とだけ告げた。

社長は勢い良く立ち上がり、詰め寄って来た。

『お前を殴ってやりたいわ。』と言った。

それが社長との最後の会話になりました。

 

ある意味ブレない人だなと思った。

その日は1日気分がとても悪かった。

 

翌日は土曜日だったが、出勤だった。

その日も夜まで仕事だった。

最後はしっかりやろうという気持ちを何とか奮い立たせ取り組み、ようやく終わった。

※本当は日曜日も出勤でしたが、そちらはクライアントの都合でキャンセルになりました。

22時を過ぎ、私は会社を出た。

もう2度とここに足を踏み入れる事はないだろうと思ったが、不思議なぐらい寂しさも名残惜しさもなかった。

それは半年だけという短期間だったからではないだろう。

かつて違う会社でインターンシップをやって、それが終わる時でさえも寂しさはあったけれど、今回は微塵もなかった。

 

会社から最寄り駅まで向かう私の足取りはとても軽かった。

期末テストが終わった時、受験勉強から解放された時、部活のキツい合宿を終えた時、色々な場面でこれまでも解放感を味わってきたが、なかなかこれに勝るものはいまだにない。

先に辞めた3人の社員にもLINEを送った。

しばらく会えていなかった友達にもLINEを送った。

翌日が日曜日だったので、その友達とは翌日会おうという事になった。

この会社を続けていたら、間違いなくそんな事はできなかっただろう。

翌日から無職という焦りは全くなかった。

それより解放感の方が圧倒的に勝っていた。

とりあえずは、失われていた睡眠時間も取り戻そうと思った。

 

 

あれから5年以上経つが、辞めて正解だったかどうか迷う事はいまだにない。

正解だったと断言できる。

社員の1人は『労働基準法なんて守ってられるかっつうの。』とよく言っていた。

別の社員は『この業界、ブラックなんていう概念すらないから。』と言っていた。

優しい女性社員は『その内、こき使われるようになりますよ。』と言っていた。

入った初日に社長と社員が『大変な事は新人が全てやるのが役目だ。』と言っていた。

社長は『ウチの会社は緩過ぎて批判が来てるぐらいなんだよ~。』と言っていた。

 

ある時、事務方の方から給与明細を渡された時、近くにいた上司が『それ観せろよ。』と言って来た。

なんて非常識な人だろうと思ったが、断れずに観せた。

『お前、俺と基本給一緒じゃねぇかよ!』と言っていた。

基本給はとても低かった(20万なかった)。

昇給がない事がそこで分かった。

残業代は付いたが、それで稼ぐというやり方だった。

 

会社を辞めた翌日、友達と久し振りに会って、会社にいた時の話をした。

寝る時間も食べる時間も決められてる刑務所よりも酷いなと笑いながら言っていた。

だいぶ割愛したが、まだまだブラックな要素は沢山あった。

 

 

懸念していた点と言えば、1ヶ月後は今月の給料が入るが、その後は無収入である。

また、半年で辞めたという履歴書の汚れは次の就職活動に響くだろう。

だが、それすらも天秤に掛けるまでもないと思った。

 

聴いた話だと、私が入る前、たった2ヶ月で辞めた人がいて、どうやら私の2代前から人が全く定着していなかったらしい。

私を含み、5人連続で辞めていた。

3代前は5人ほど採用したらしいが、1人は私の入社前に辞めており、もう1人私の退職後に辞めたらしい。

そんな状況まで来たら、自分達の体制に問題がないか疑問に思うのが普通であると思う。

 

その中では半年続いた私は意外にも長い方だった。

しかし今思えば、“せっかく採用してもらったのに辞めるのは申し訳ない。”とか“繁忙期前に辞めるのは申し訳ない。”とか色々と思ったが、そう思う必要はない。

この会社に限らず、辞めたいけど辞めたら迷惑が掛かる、というように悩んでいる人も多くいるだろう。

けれど、それは辞めて打撃を受けるような体制を取っている経営者の責任だ。

法律の通り、退職の場合は最低1ヶ月前に辞める事を申請すれば良いのである。

恐らく、あからさまなパワハラがある場合は、1ヶ月以内でも許可は出るかもしれません。

また、この会社では有休という制度の話を全く聴きませんでしたが、有休が余っている人はそれを消化する形で辞める事もできるはずです。

 

社長は私に退職希望の旨を伝えられ、ならば気分悪くしてやろうという方向に定めたのかもしれません。

しかし、ここで「辞めないでくれないか。」、「もう少しだけ考え直してくれないか。」とでも言われれば、私ももう1ヶ月続けてみて考え直したかもしれません。

文句を言うという事は、理由はどうあれ続けてほしいと思っていたはずです。

その気持ちをストレートにぶつけてくれれば、私も本音を言ってお互いの希望を言い合えたかもしれません。

「こういう現状がある、そこを改善すれば、社員の定着率も上がると思う。」と冷静に話し合う事ができただろう。

しかし、実際には他の社員のいる前で、退職に対する文句を延々と垂れ流されただけであった。

そんな言葉を受けて、「やっぱり続けます!」と言うはずがない。

よくあんな滑稽なカッコ悪いやり取りを他の社員の前で観せられるなと不思議でしょうがなかった。

これまでの会社の内情を踏まえれば、私が続ける可能性は限りなくゼロに等しいと思うが、少なくとも社長があの時冷静に2人きりで「辞めないでほしい。」と伝えてくれていれば、退職する際に“本当に辞めてしまって良かったのかな?”ぐらいの事は思えただろうし、趣味でやっている制作(映像も絡む)で客としてお世話になる事もできたかもしれない。

 

 

勤めている会社がブラック企業で悩んでいる人には声を大にして私は言いますが、“心置きなく逃げろ!”と思います!

 

会社が良くても、ブラック社員がいる場合も同じです。

ブラックな人間に“こうしたら迷惑かな?”という貴方の優しい気遣いは通じません。

会社を辞めた後は知ったこっちゃない。

そう思いましょう。

 

 

 

ここまでお読みいただいた皆さん、ありがとうございます!

少しでもブラック企業に悩む人達の後押しになると幸いです。

 

次回は、ブラック企業を辞めた後の就職活動と、ブラック企業の断末魔をお伝えします!

 

 

続く

 

 

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! 4

mio-novel.hatenablog.com

の続き、今回はブラック企業シリーズの4記事目です。

 

 

社長と共に会社内の編集スタジオに入り、腹を括って退職する事を伝えた。

 

社長はずいぶんと意外そうで、残念そうな顔をしていた。

そして、理由を訊かれた。

 

退職したい理由の大部分は、会社の管理体制と教育体制への疑問だった。

だが、そこは本音と建前を交えて伝える事にした。

 

業務時間により、自分の時間がなくなっていた事。

体力的にも限界があった。

 

その2つを挙げた。

自分の時間というのは、趣味に費やす時間などもそうだが、実は前記事では割愛したが、繁忙期の際に祖母が倒れて運ばれた事があった。

母や妹、叔父が病院などで頑張ってくれたお陰でなんとか無事でしたが、自分は仕事の忙しさ故に駆け付ける事すらできませんでした。

会社に着いたら連絡を取る暇が一瞬すらなかった為、どうなったかもその時期は気が気でない状況でした。

家族や親族がどうなっても助けになれない事を考えると、どうしてもこの仕事を続けるという選択ができなかった。

 

この事は社長にはやんわりと伝えました。

繁忙期が明けても、祖母は入院中であった為、まだしばらく看病も必要という段階でした。

仕事内容に不満があるとかではないし、採用していただいた事には本当に感謝していた。

その事も伝えた。

しかし、入社してからというもの、友達と顔を合わせた機会は入社1ヶ月目の2回ほどだった。

LINEでの連絡すらまともにできなかった。

趣味のギターを弾く時間もほとんどなかった。

アニメ、ゲーム、テレビ、その他のエンタメもほとんど絶たなければならないほどの過重労働で、休みも突然潰れるといった事が当たり前だった。

そこまでの犠牲は払えないと思うようになってしまった。

こんな気持ちのまま仕事を続けるのはいかがなものだろうと思い、退職を決断した。

そう伝えた。

 

すると、社長からは『ついこの間も○○から退職を言い出されたぞ、どういう事だ?』と言われた。

※○○=少し前に退職を伝えた仲の良い男性社員(前記事をご参照下さい)。

『続け様で申し訳ありません。』とだけ答えた。

別に口裏を合わせて時期を見計らって一緒に辞めようとしたわけではない。

 

改めて、退職する事への謝罪と採用してくれた事へ感謝を述べたが、『そういうのいらない。』と言って、社長はそのまま部屋を出て行ってしまった。

その日は事務方の社員が何人か出社していたが、現場方は私しかいなかった。

私は事務室に行き、事務方の人達に、今しがた退職を伝えた事を伝え、退職する旨を伝えた。

驚いた様子ではあったが、了承してくれた。

事務方の人達はとても優しかった。

何時辞めるのかと訊かれたが、契約書には『退職の際は1ヶ月以上前に申し出ること。』と書いてあったので、『1ヶ月以内であれば、そちらの都合に合わせます。』と答えた。

先に辞めた仲の良かった社員達は、皆即日辞めていたので、自分もそうしたかったが、総務の人の判断で、今週いっぱいで、となった。

また、その日は偶然にも予定されていた仕事がクライアントの都合でキャンセルとなった。

ここも総務の人の判断で、その日は帰宅して良いとなった。

週の半ばであった為、こうして私はあと3日で退職となった。

 

思ってもみなかった早上がりとなり、私は会社から出ると、途端にお腹が減り出したのを覚えている。

きっと、緊張が一気に解けたからだろう。

これで正式に退職する事が決まった。

これに勝る嬉しさは、入社してから1度もなかった。

残り3日はどんなに辛くても仕事を頑張ろうと前向きになった。

 

翌日、出社してから、社員の何人かに直接退職する事を伝えた。

女性社員は皆、初耳だったようだが、『お疲れさまでした。』と言ってくれた。

中には本当に残念がってくれている(ように見えた)人もいた。

この会社での救いは、同じ境遇の新人仲間と事務方の人達、女性社員が優しかった事だ。

しかし、現場方の男性陣は酷いものだった。

全員ではないが、フリーランスの人も。

また、中にはクライアントでもとてつもなく横柄な人もいた。

クライアントはともかくとして、そういうところを直していけば、人が定着するのにと思った。

※ちなみに、クライアントの某会社の社員は新人に目を付けて、仕事とは関係ない部分まで徹底的に攻撃して来る陰湿なやり方でした(ヒント、受●料、~をぶっ●す)。

 

その日、社長は出社していなかった。

男性社員にも伝えたが、男性は皆既に聴いていたようだった。

連絡網のようなものでもあったのだろうか?

あの無賃上司(こちらも前記事をご参照で)は軽くスリッパを投げて来て、『迷惑掛けたんだから、もっと恐縮して言えよ。』と言って来た。

色々と思う事はあるが、喧嘩はしたくないし、できれば揉めずに辞めたい為、イエスマンとなり『はい、すいません。』とだけ言った。

そもそも、この人が自分の都合で独り善がりな規則を勝手に作っていたのがいけないのだが。

フリーの人達には挨拶は省略した。

 

その翌日は、割りと重めな仕事が朝からあった。

しかし、退職という名の終わりが観えると、人は頑張れるもので、前半は難なく終わらせる事ができた。

後半も重い仕事があったので、私はクライアントが来るまでの間、ミスがないように徹底的に仕事の流れをおさらいして、できる限りの予習をする事にした。

すると、その日は社長が午後から出勤し、私がいた部屋に入って来た。

そして、こう言った。

 

『おい、お前、何で辞めるんだ?』

 

それは2日前に言ったのにな、と思い少しだけ言い回しを変えて再度伝えた。

『結局、この仕事に魅力を感じなかったんだろう?』と言われたが、決してそうではなかった。

この会社が良い会社であれば、私はそこでの仕事を極めたかったから。

その後、文句がずっと続いた。

 

『これだけしてやったのに辞めるなんて、どうかしてる。』

『お前が入社してから今日まで、お前はここで無駄な時間を過ごしたんだぞ!分かってるのか?』

『何で半年経ってから辞めるんだ?』

『ここで辞めたら、お前はどんな仕事をやったって続かないぞ。』

『ここにいりゃ一生安泰な技術を身に付けられるんだぞ!』

『自分の時間が持てない事ぐらい面接の時に言っただろ!』

 

そんな事を他の社員がいる前で、延々と40分ぐらい言った来た。

この40分を次の仕事の準備に使いたかったが、私がまとめた資料を指差して、『ほら、お前が持ってるそれだって無駄なもんだ!』と言って来た。

しかし、穏便に辞めたいと思っていたので、全てにすいませんと返した。

 

無駄な時間を過ごしたと社長は言っていたが、これ以上無駄にしない為に私は退職すると決断したのだった。

半年経ってから何で辞めるんだ?と言っていたが、それは繁忙期に戦力になれと言われていたからだ(きっと、その前に辞めていたら、何でこんな大変な時期に、と言われていただろう)。

一生安泰の技術を身に付けられると言っていたが、それは確かに魅力は感じていた(一生かどうかは疑問だが)。

だが、それをも投げ出したくなるほど、会社の体制は酷かったのだ。

自分の時間なんて持てないと面接時に言ったと言っていたが、これはハッキリ言えるがそんな事は微塵も言われていない。

さすがにそんな事言われていたら、そんな会社には入りません。

 

辞めると決まった以上、最後はしっかりと仕事をやると決めたにも関わらず、それが無駄だと一蹴する社長を観て、退職する事は間違ってないなと思った。

私は当時、もうすぐ30歳を迎える29歳であった。

30過ぎてからの就職はキツいという言葉を聴いた事があったので、こんなブラック企業でも、辞めて大丈夫だろうかという思いが多少なりともあった。

そんな思いも吹っ飛んだ。

こんなスタンスの会社にいる方が間違いだ。

やがてクライアントが社内に到着し、後半の仕事に取り掛かった。

社長は出て行ったが、酷い酷いと廊下で吠えている声がその後も聴こえて来た。

結局、後半の仕事の予習は全くできなかった。

 

 

 

続く

 

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! 3

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! 2 - 澪の小説ブログ

↑の続き、このシリーズの第3弾となります!

 

 

 

ある日、仕事をしている最中だった。

その日は徹夜はする事なく帰れる予定の日だった。

そんな中、定時を過ぎたぐらいの時間に上司から『今日、この後飲み会やるから来て。』と誘われた。

参加するのは私、無賃早出させて来た上司(以降、無賃上司/笑)、フリーランスのベテラン、自分より1年先に入社したオタクっぽい社員(以降、オタク社員/笑)の4人だった。

正直、誰とも仲良くなかったので嫌だなと思ったが、断れる雰囲気ではなかったので、半ば強制的に参加させられる事に。

※その会社にはフリーランスの映像編集者がよく来ていて、フリーの人はほぼお馴染みの人ばかりだった為、半分社員のような感じであった。

 

 

その日は21時頃終わった。

無賃上司とフリーの人は先に仕事を終えて、会社近くの飲み屋に既に着いていた。

オタク社員は『待たせているから走って行くぞ。』と言い、私を連れて行った。

飲み屋に着き、適当に頼んだ。

既に着いていた2人はお酒も結構飲んでいるようだった。

そして、オタク社員は着いてすぐ、物凄いペースでビールを飲んでいた。

僕以外の3人はず~~~っと仕事の話ばかりしていた。

同じ職場の人と仕事後に仕事の話をするのがここまでつまらないものかと思った。

 

すると、オタク社員はだいぶお酒に飲まれ、私に向かい急に攻撃的な口調になった。

『お前、嘘くさい愛想振りまいてるな!』とか『殴るぞ!』という強迫が始まった。

後で聴いた話だが、そのオタク社員は学生時代、いじめにあっていたらしく、年上だろうと何だろうと男の後輩社員に異様に厳しかった。

無賃上司もフリーの人もそれを良しとしており、止めては来なかった。

それどころか、私がいる前で『最近入った新人達にもっと仕事やらせようぜ!』と話し始めた。

最近入った社員とは、私と私の1ヶ月前に入った女性社員、私の2ヶ月後に入った男性社員の3人の事だ。

そして、無賃上司とオタク社員が中心となり、私は『来るのが遅い。』と延々と言われた。

もちろん、遅刻などは1度もした事がなかったし、あれ以降、1度の腹痛の日を除いて(前記事参照)、毎日30分前に出社していた。

『てめぇ、マジでウチの会社辞めんじゃねえぞ!』や『お前にもっと厳しくしていくからな。』、『ってか、コイツに色々押し付けようぜ!』、『他の新人はお前が引っ張って行けよ。』などなど、そんな感じの暴力的な発言が沢山あった。

いわゆる、パワハラというものだ。

 

その時に、この会社にいるのはダメだと悟った。

 

後日、前述の新人3人で話す機会が偶然あった。

そこで辞めたいなと思ってると伝えた。

飲み会で浴びせられた発言は念の為黙っておいた。

すると、2人とも会社には相当不満を持っていたようで、同じく辞めたいと言っていた。

しかし、辞めると言い出した時の会社側の反応はどういうものになるかと考えると、なかなか言い出せない、というのが共通してみんなにあった。

この2人の存在は自分にも支えになった。

 

そのすぐ後、新人の内1人の男性社員はパワハラが原因で鬱病と診断された。

そして彼は入社して2ヶ月経たずに退職した。

彼は『僕が辞める事によって、新人の皆さんへの当たりが少しでも緩くなるんじゃないですかね?』と言っていた。

が、実際は社内は『最近の若い奴は~』といったような愚痴で溢れていた。

 

そして、もう1人の新人社員である女性社員もその少し後に辞めた。

何となく感じていた事だが、社長はその女性社員をあまり気に入ってなかったように思う。

なので、辞めると伝えた時は意外とあっさりと了承したらしい。

 

その人が辞めると同時に、男性社員が1人入社した。

その人とはすぐに仲良くなった。

ちなみに、彼は入社して1週間ほどで辞めたいと言っていた(笑)。

もちろん、自分も辞めたいと思っている事は伝えた。

 

 

ちょうどその頃、ウチの会社は繁忙期になった。

すぐにでも辞めたかったが、「こんな時期に言われても」となると思ったので、この繁忙期を終えたら辞めようと思った。

繁忙期は本当に奴隷のような生活であった。

夜1時に終わって、近くのカラオケボックスで寝泊まりして、翌日朝から出社というような、そんな生活だった。

まともに休みがあった記憶がない。

食事もおにぎりか例の出前システムだ。

 

また、私はこの時期に無理矢理研修を終わらせられてしまい、実戦に入れと言われた。

現場では分からない事が沢山出て来た。

まず、何より教育がしっかりとなされていない会社だったのだ。

『分からないじゃない、やれ。』といった感じだ。

 

繁忙期中のある時、社長の怒鳴り声が聞こえた。

どうやら、オタク社員がミスをしたらしい。

間違った内容のDVDを工場へ制作依頼してしまったらしかった。

『何で間違えるんだ!』と怒鳴り散らされ、オタク社員はティッシュで涙を拭いていた。

『お前、ちゃんと飯食って寝てんのか!』と社長は言っていたが、それをさせていないのがこの会社である。

その後も工場に行って出荷停止依頼をして、それにどれぐらい労力が掛かって、とかそんな事を言っていた。

そして、その八つ当たりが私に飛び火した。

『お前の学びが悪いから、先輩のコイツがこんな事になるんだぞ!』と。

 

 

そんなこんなで繁忙期を終えた。

それと同時に、仲の良かった1番新人の男性社員が退職する事を社長に伝えていた。

自分もこの流れに乗ろうと思い、まず両親に退職したいと思っている事を話した。

 

両親共に古い考えの人だったから、入社半年で辞める事に対して咎めて来るかもしれないと思ったが、会社の現状をほんの一部話しただけで『それだったら辞めても良いよ。』と言ってくれた。

団塊の世代のウチの父も最初は驚いた様子だったが、『あまりにも酷い会社だな。』と言っていた。

 

 

翌日、私は出社し、社長を呼んで、退職する事を伝えた。

 

 

 

続く

 

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! 2

ブラック企業からは心置きなく逃げろ! - 澪の小説ブログ

↑の続きとなります。

 

 

そんな休みもあるようでないような日々を過ごしていましたが、なんとか無遅刻無欠席で通い続けたある日、上司からこんな一言が。

 

『お前、新入社員のくせに何で早めに来ないんだよ。』

 

私は間に合うか間に合わないかと時間を気にするストレスを受けるのが嫌であった為、普段から30分前行動をしており、会社の最寄りの駅には早めに着いていたが、会社と隣接したカフェでワンクッション置いてゆっくりし、気合いを入れてから、始業までに間に合うように向かっていた。

しかし、その上司曰く、『新人なんだから、30分早く来い。そして掃除とか何かしらやれ。仕事ってそういうもんだって俺は考えてる。お前はやる気ないのか?』という事だった。

その理論は全く理解できなかったが、郷に従う事にして、翌日から朝のワンクッション休憩をやめ、30分前に出社した。

まだ仕事も研修中であった為、何から手を付ければ良いかすら分かっていなかった時期であった為、予習をする事もできない。

機械の使い方すらろくすっぽレクチャーを受けていない状況でした。

とりあえずクイックルワイパーを備品庫から取り出し、ひたすら掃除をした。

もちろん、早出残業なんかは付かない。

そして、契約書にはそのような規則は書かれていません。

また、そこまで広くない社内の為、掃除など30分も掛かりません。

すると、違う上司がやって来て、まさかの掃除した箇所を指でサーっとやり、埃を確かめていました。

いやいや、アニメか(笑)!

昔、朝に食パンをくわえながら走っている女子高生を観た事があったが、それを思い出した。

 

ある日、通勤中にお腹が痛くなり、最寄りの駅でトイレに入った事があった。

普段は30分前に到着していたが、その日は15分前出社になった。

すると上司から、『俺はもっと前から来てるんだよ。俺より後に来るとか舐めてるのか?』と一言。

この言葉をそのまま受け取るとなると、この上司がたまたま早く起きた日なんかは30分より前に出社しているかもしれないから、そんな日は30分前出社でも同じ事を言われるかもなと思った。

 

 

そしてこの会社のよく分からない風習は他にもあった。

 

 

映像関係の会社であった為、会社の紹介VTRを作る機会が入社してすぐあったのですが、新人として私のコメントがそこに入る事に。

そして、決められた台詞を言ってくれと頼まれた。

その台詞はこの2つだった。

 

『先輩達も良い人ばかりで、満足しています!』

『こんなホワイト企業あったんですね!』

 

 

まだまだある。

 

休憩時間は上司の都合で決められた。

ない日もあった。

契約書にはしっかりと1時間休憩ありと書かれていたが、1時間の休憩が取れる事はほぼない。

何より苦痛であったのは、休憩時間中の食事は会社から出前を頼むと決まっていた。

また、出前を取るお店も上司の気分で決められてしまう。

そして、食事もみんなと一緒に食べなくてはいけなかった。

ある日、まともに昼御飯を食べさせてもらえなかった日、朝10時(実際には9時半)から翌日の昼12時まで仕事だった日があった。

夜はさすがにお腹がペコペコになったが、21時頃に上司から『うどん食いたいから出前取る。お前も選べ。』と言われ、メニュー表を観たが、あっさりした中盛り程度のうどんしかなかった。

ちなみに、出前の代金は負担してもらえるが、その為高い物は頼めない。

大盛りにする事もできなかった。

これならば、自分でお金を払って、食べたい物を頼んだ方がマシだったが、それはできない。

外出するには許可が必要だったのと、休憩時間は1時間なく、食べ終わったらすぐにまた仕事に入らないといけなかった。

 

たまに仕事内容によっては出前ではない日もあったが、そんな日は『次のお客さん何時来るか分からないから、休憩行きたいんなら10分ぐらいでダッシュで戻って来い。』と言われる始末。

10分ではコンビニのおにぎり程度しか食べる事ができない。

 

そんな生活を2ヶ月続けた。

そして、私は入社して2ヶ月経ったある日、この会社を辞める決意をする機会があった。

 

 

続く

 

ブラック企業からは心置きなく逃げろ!

どうも、澪(みお)でございます!

 

 

最近は動画編集を覚えようと孤軍奮闘している日々を送っております。

こんな時期だからこそ、家でできる事を極めていきたいですね!

できれば、それでお金を得る事ができたらなぁとも思ったり。

 

家でできる事、というのがポイントです!

 

ある時、自分が仕事で拘束されている時間って、どのぐらいなんだろう?と思って数えた事がありました。

まず、以前は9時5時なんていう言葉がありましたが、何時の間にやら9時6時が主になっているようです。

 

※9時5時:9時から17時までが定時の仕事の事。

 

ウチの勤めている会社は10時~19時が定時です(間に1時間休憩)。

労働は8時間。

しかし、休憩時間の1時間を完全に好きな事に使う事ができるかといえば、そんな事はありません。

例えば、私は趣味でギターをやっているのですが、その休憩時間中にギターを弾く事などできません。

会社にギターを持って行ったとしても、社内では弾く事などできません。

会社の近くにスタジオでもあれば、もしかしたらできなくもないのかもしれませんが、タイムカードを押してから1時間以内に会社に戻らなくてはいけないので、実際に演奏をする時間なんて、せいぜい30分ぐらいでしょう。

そもそもウチの会社の近くにはギターを弾ける環境などありません(カラオケボックスもスタジオもレンタル会議室もありません)。

 

という事は、仕事の休憩時間というのは、会社にある程度縛られた事しかできないのです。

せいぜいできる自由な事といえば、飯食ってスマホをいじる事ぐらいです。

これは立派な拘束時間です。

 

となると、10時から19時の9時間は自由に使えない時間となります。

そして、出勤や帰宅に掛かる時間なども考慮する必要があります。

これも全ては会社の為に使う時間です。

自分は通勤時間は無駄な時間という考えが強かった為、会社から電車で3駅の場所に住んでいますが、それでも起床して、朝御飯を食べて、身支度を整えて、忘れ物がないかをチェックして、なんてやっているとドアtoドアで40分ぐらいであったとしても、朝の支度で+1時間。

帰宅も電車を待つ時間、同僚の相談に乗る時間などを足して、+30分ぐらいでしょうか?

しかも、これに残業時間というのがプラスされます。

 

家に帰ったら帰ったで、夕飯を作って、明日の朝御飯を作って、お弁当の分を取り分けて、翌日に備えて休んでおこうなんていう時間を考えると、結構な時間になります。

 

そんなわけで、残業がない場合でも1日大体12時間は会社や仕事の為に使っている事になる。

「仕事が何よりもの生き甲斐」という方ならばそれも納得できるとは思いますが、私のように人生で沢山の楽しい経験をしたいと考えている人には、その時間の半分以上を仕事に奪われているという事になります。

いや、寝る時間を引いたら、休みの日以外は何もできないと言っても過言ではありません。

週休2日ですので、半分どころか7分の5を奪われているという事になります。

 

こんな事態からは脱却しなければいけませんね。

そんなわけで、色々とこの機会に学んでいこうと思っている次第でございます!

 

 

 

今自分が在籍している会社は、至らない点も多少見受けられるとは言え、ホワイト企業だと思います。

しかし、過去はブラック企業に勤めていた事もありました。

 

今までに勤めた会社は、大学卒業間際から卒業後までやったインターンシップが1社目、次に契約社員として入社した某大手企業が2社目、その後正社員として働いた映像関係の会社が3社目、そして今の会社が4社目です。

就活中にやったバイトは2社ありますが、そちらは省略します。

 

 

まず、大学時代、リーマンショックがあった。

就職はだいぶ厳しい状況でした。

※自分の言っていた大学は底辺ではなかったけれど、いわゆる難関校ではありませんでした。

卒業間近となった時、ある会社を受けたのですが、『正社員としては雇えないけど、インターンだったら良いよ』との連絡を受け、プー太郎(この言い方で年齢がバレる/笑)一歩手前だった私は、とりあえず渋々やっておく事にした。

この会社の話は別の機会にでもしますね!

 

 

インターンシップを終えた私は腰を据えて再度就職活動をし、正社員にはなれませんでしたが、奇跡的に誰もが知る某大手企業に契約社員として内定が決まった。

ここで、ちゃんとした社会人生活を経験できたと思います。

しかし、大手企業ならではの闇も幾らかはありました。

この会社の話も別の機会にやります、お楽しみに!

※こちらは、契約満了により、退社。

 

 

今日話したいのは、次に入社した映像関係の会社です。

この会社は完全なるブラック企業でした。

そういう会社に入社してしまった自分にも当然責任はありますが、ブラック企業での仕事を経験した私の経験談が、会社で悩んでいる人に少しでも伝わり、何かしらの後押しとなれば幸いでございます。

何回かに渡って書いていこうと思いますが、ここでこのシリーズの結論を書くと、タイトルにある通り、「ブラック企業からは心置きなく逃げろ!」という事を声を大にして言います。

ちなみに、この会社は半年で辞めました。

 

 

 

この会社、10時から19時までが定時、となっておりました。

基本、土日祝が休みと契約書に書いてありましたが、実際に入ってみると、休みは不定期でした。

面接では不定期になる可能性もあると言われていたので、そこは了承しましたが、休みの予定だった日の前日に『やっぱり明日入ってくれ』と言われる事はしょっちゅうあり、その代休は貰えません。

また、映像関係という事で、労働時間は定時なんていうものが実際は存在しない不定期なものでした。

始まる時間は日によってバラバラ、終わる時間もバラバラです。

多かったのが、朝10時に出社、終わるのは翌日の昼12時。

なんと26時間労働!

昼12時に終わり、その後は家に帰れますが、翌日また仕事です。

しかし、その昼12時まで仕事した日は休み扱いとされてしまうのです。

日にちで言えば0時から12時まで働いたにも関わらず。

分かり易く言うと、月曜日の朝10時に出勤し、終わったのが火曜日の昼12時の場合、月曜日に働いた時間は14時間で、火曜日に働いた時間は12時間ですが、全ては月曜日の仕事としての扱いとなり、火曜日は休みとして扱われます。

週休2日の為、残りの休みは1日だけとなります。

ここら辺も有耶無耶にされ、休みがない週なんていうのもありました。

 

 

 

しかし、問題点はこれだけではありませんでした。

 

 

続く